トイレのスリッパって必要?老後の生活を快適にするマイスリッパのすすめ
その度に母はとてもやかましく叱りつけるのです。
テレビを見ているときにトイレに行くと、なんとなくぼーっとしていてそのままリビングに戻ってしまう、というのはよくあること。
どこの家庭でも、特に高齢の男性がしてしまいやすいことではないでしょうか?
■ トイレのスリッパがないことのメリット
大急ぎで用を足したいときに時間の節約になる
個人差はありますが、女性の場合、更年期の頃から急に頻繁にトイレに行きたくなります。
特に出産歴のある人は、膀胱が下がってしまい、悩んでいる人が多いです。
そのため、トイレに行ってスリッパを履き替えるときに小さな悲劇が起こりかねません。
母の場合は92歳でオムツをしていないということだけでも、誇りに思っても良いと筆者は思いますが、やはり下着が濡れてしまうと自己嫌悪を感じるようです。それでもスリッパを履き替えないスペインのトイレでは、失敗する確率はかなり低いといえます。
倒れる可能性が低くなる
高齢者は夜トイレで倒れる人が多いといわれます。
もちろん、血圧などの問題もあるのでしょうが、スリッパを履き替えるときにうっかり、ということもあるかもしれません。