マンション管理最大の難関とは?【サラリーマン理事長、100年マンションを目指す】
これを何度も繰り返し説明したところ、不思議なもので、少しずつですが共通言語ができ、マンションが大切にしている考え方が一致して来たような気がします。
■ マンション管理は気持ちを一つにすることが大切
多様な職種、年代の方たちを一つにまとめることは確かにチャレンジですが、見方を真逆にして考えてみると、実は、マンションで最初にビジョンを作るのはとてもやりやすいです。
理由はシンプルで、はじめてだから。読者の皆様の会社では既成のビジョンやプロセスそのものを変えるのはいつも大変だと想像しますが、一から作る場合はそれに比べて圧倒的にスムーズです。
また、会社勤めをしている限り、会社のビジョンを作ったり、自分の作った方針で成果を出すには、自分で起業するか社長になるくらいしか選択肢はありません。
それがマンションであれば、自分でリードし、方針を決めることが可能。
この経験は、いま働いている会社などでも必ず生かせる力となると感じています。
さて、全3回に渡って、サラリーマンがマンション管理に関わるメリットをお伝えしてきましたが、いかでしたでしょうか?
会社の中枢にいなければ出来ない意思決定が、マンションの理事会であれば自分の想いを反映しやすい。