雨どいをつける?つけない?大いに悩んだ結果…【住宅ライターの家づくり】
■ 雨どいのデメリットとは?
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
私が確認したのは、雨どいをつけることによって生じるデメリット。
雪が落ちる時に雨どいが壊れる可能性がある、と教えてもらいました。
私たちが暮らす静岡県御殿場市は富士山麓に位置し、冬の間、回数は少ないながらも雪が降り、積もることもよくあります。
だからもちろん、屋根には落雪を防ぐ雪止めがしっかりついていますから、雨どいが壊れる心配はなさそうですが……。
工務店の社長には「雪止めをちゃんとつけるし、そもそも落雪で壊れるような取り付けはしないけどね」と笑顔で言われましたが、雨どいをつけなけれは最初から壊れる心配なし、デザインも美しいままです。
夫はそう聞いて、しぶしぶ納得した様子でした。
■ 2年暮らしてみて…「我が家は雨どいがなくても大丈夫!」
雨どいのない家に暮らしてもうすぐ2年が経ちます。
雨の日には、雨の量に見合った水が屋根から流れ落ちる風情のある景色を、家の中から楽しんでいます。
雨どいをつけなかったことで悩んだのは、外構を作る前だけでした。
雨の跳ね返りが大きく、雨が降るたびに雨粒と一緒に跳ね上がる砂がウッドデッキの下段に積もってしまったからです。