雨どいをつける?つけない?大いに悩んだ結果…【住宅ライターの家づくり】
雨の後の晴れ間には必ずホウキで掃除をせねばならず、梅雨時にはいたちごっこだったからです。
このことを庭園設計をお願いした専門家に伝えたらウッドデッキ前を犬走りのようにしてくださり、解決しました。
木を植えた土の上に大振りな石が載っているのは、台風直撃の大雨の日、屋根から落ちる激流が植栽部分を直撃し、土が流れ、根がむき出しになってしまったから。
すぐに庭園設計の専門家がいらして、大きな石を土の上に敷いて手直ししてくださいました。翌年は台風が来ても問題なし。植物たちはすくすくと育っています。
意外だったのは、冬の朝。
おそらく、夜間に凍った屋根上の結露が、朝の日差しで溶け出します。
すると、晴れているのに我が家の前だけ雨が降っているみたいな、摩訶不思議な景色に出会えます。
花や緑が少ない分、朝日を浴びてキラキラ光る水滴が目を楽しませてくれます。
住宅にはついていて当たり前と思っていた雨どいですが、家の構造によってはなくても大丈夫ことを知りました。
これも、建築家との家づくりを選んだからできた経験です。
そして、あれだけ「雨どいは絶対に必要だ!」と強く(それもかなりしつこく)