住宅ローンの連帯保証人は絶対必要?どんなことをするの?
購入する住宅自体が担保となっているため、銀行は資金回収の目途が立つからです。
つまり、いざというときは不動産を売ったお金を銀行の返済に充てられ、金融機関側の貸し倒れリスクが回避されることから、連帯保証人が不要となるケースが多いのです。
2-1住宅ローンにおける保証会社の役割は?
保証会社とは、保証人の役割を代行する会社のことをいいます。
保証料を支払うことで保証会社が保証人の代わりとなり、万が一ローンの返済が難しくなった場合、銀行に返済を代行してくれます。
近年は、リノベーションを行うため、築古物件の購入者は少なくありません。
そのため、担保価値が高い新築物件や築浅物件ばかりが融資の審査対象でなくなってきています。
物件担保だけでは、資金回収が不安だと金融機関が判断した場合は、連帯保証人を立てるのではなく、保証会社を利用しています。
大手銀行や地方銀行では、金利に保証料を上乗せする形で保証人不要の住宅ローンサービスを行っています。
また、最近では物件の購入のときだけでなく、賃貸物件を借りるときでも、保証人ではなく保証会社を利用するケースが大半を占めています。
■ 3.連帯保証人が必要な「プロパーローン」