いま二世帯住宅が増えている?タイプ別暮らしのスタイル
プライベートな部分と、相互のコミュニケーションという部分がある程度両立できることがこのパターンの特徴になるかと思います。
cba / PIXTA(ピクスタ)
皆で空間を使うということから、共有スペースを広く余裕ある大きさとすることになるでしょう。
そうすることで通常よりも豊かな空間を創出できるメリットがあると思います。
■ 3.完全分離は干渉し合わない距離感を設定したい方向き
最後は親と子それぞれの世帯がはっきり分かれているタイプです。
玄関も別々で、親と子各々の住居が合体しているイメージですね。この形態にする理由は、世帯間で干渉し合わないような距離感を設定するためです。
千和 / PIXTA(ピクスタ)
人によっては働き方などにより、生活時間帯にもある程度ずれがありますので、それらを解消するうえでは適していると思います。
たとえば2階建てなのであれば、1階は親世帯、2階は子世帯というように世帯が住む階層を明快に分けるかたちがわかりやすいでしょう。
■ 3つのパターンの建設コストの比較
3つのタイプについては大まかに理解できたかと思いますが、プランニング以外に大きく比較対象となるのは建設コストです。