住宅ローンは銀行より先に、返済期間と金利タイプを決めた方が良い理由
もし、銀行別金利ランキングを作成したら、変動金利はA銀行が一番低いが、10年固定はB銀行が一番低い、といった具合になり、すべての金利がランキング1位になる銀行は存在しません。
つまり、住宅ローンの借り入れをするときに「まずは銀行を選んでから」というのは間違っているのです。
2-2銀行を選ぶ前に返済プランと金利タイプを決める
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
一番最初にすべきことは、何年で返済し、金利タイプは何を選ぶといった返済プランを考えることです。
それが決まったら、該当するプランの金利が安いところを選ぶようにしましょう。
銀行を選ぶときに、住宅ローンの金利比較サイトなどで調べる方も多いと思いますが、銀行のホームページに載っている金利だけ見るのは間違いです。
表示されている金利は表面金利なので、それだけで比較すると損してしまう可能性があります。
2-3諸費用は優遇金利も考慮を
住宅ローンの返済には、保証料や手数料、団体信用生命保険(団信)の保険料といった諸費用がかかります。
金利が低くても、銀行によっては諸費用が高額で、結局支払い総額が多くなってしまったという例も少なくありません。