マンション購入でよくある失敗例は予算オーバー。まずは資金計画を慎重に
分譲マンションならではの必要経費として、共有部分の管理費があります。
共有部分の管理費は、共用部分の清掃や、設備の管理するための費用です。
管理会社に委託する場合、これは委託会社への報酬になります。
また、マンションの定期的な修繕費用として、毎月、修繕積立金を支払う必要があります。
管理費と修繕積立金を合わせて3万円だとしたら月の返済額は104,000円-30,000円=70,400円が月の返済可能額となります。
1-3返済額、金利タイプ、返済期間、住宅資金を組み合わせてみる
借り入れ可能額、返済額の見込みが立ったら、次に金利タイプを決めましょう。
変動金利、固定金利から自分に合ったものを選びます。
当初の金利だけで選ぶと将来の返済額が増えてしまい、家計が苦しくなる可能性も考えられますのでよく考えましょう。
次に、ローン完済時の年齢を考えて返済期間を決定します。
プラナ / PIXTA(ピクスタ)
家の購入時に支払う現金については、生活費は手元に残して、無理のない金額を算出しましょう。
返済期間は「定年の年齢-現在の年齢」が理想的な返済期間です。
定年後もずっと支払いがつづくと家計が苦しくなるので、長い期間支払い続けることがないように設定しましょう。