10代の子どもについて親が知っておくべき「大事な事実」10個
自分が10代だったときのことを思い出してみましょう。ティーンエイジャーは、変化の時期。自分や身の回りに起きるさまざまな出来事を受け止めるのに精一杯です。
喜怒哀楽の表現が激しくなったり、思いどおりにいかないと感じることも多かったのではないでしょうか。同じことを、いま10代の子どもたちも経験しているのです。
青年期に人間の脳は最も急激な成長を遂げます。今回は『Live Science』の記事を参考に、すべての親が知っておくべき「青年期の子どもについての10の事実」をまとめました。
■1:最も脳が発展・成長する時期である
11~19歳はもっとも多感な時期です。
神経科学の研究者サラ・ジョンソン氏は、人生を通じて変わり続ける脳がもっとも影響を受ける時期だといいます。
「ティーンの脳内」についての著書があるシェリル・ファインスタインも、この時期は脳が新しい認知能力やスキルを得る時期であるといっています。19歳にもなれば見た目も中身も大人と感じるかもしれませんが、まだ成長過程にあることを忘れないようにしましょう。
■2:神経細胞の再構成は青年期にも起きる
いままで科学者は、幼少期だけが神経細胞・ニューロンが活発に結合していると考えていました。