20年にわたる調査で判明!将来子どもに本当に必要なスキルとは
親なら誰もが、我が子によりよい人生を歩んでほしいと願うもの。でも、子どもが小さいうちから、将来のためにしてあげられることはあるのかしら?そう悩む未就学児ママのヒントになる研究がアメリカで公表され、熱い視線を浴びています。
カギは「保育園時代」と「社会的スキル」。『Daily Mail Online』で紹介された記事を参考に、詳細をチェックしてみましょう。
■保育園児の社会的スキルを8項目で評価
アメリカのペンシルベニア州立大学が、保育園児を約20年間にわたり追跡調査して行った研究結果を公表しました。
それは、幼児期に高い社会的スキルを身につけた子どもたちは、将来人生が“うまくいく”確率が高い、というもの。ここでいう社会的スキルとは、コミュニケーション能力や協調性のことです。
研究ではまず、20年ほど前に保育園の先生たちに協力してもらい、約700人の子どもたちの社会的スキルを「他の人に優しくできる」「ものを分け合える」「友だちとの問題を自分で解決しようとする」など8項目について5段階で評価しました。
さらに、その子どもたちが25歳になったとき、「教育・就職状況」「公的扶助の利用状況」