週に60時間以上の労働は危険!仕事中毒「一歩手前」の見極め方
■ワーカホリックの人たちが働きすぎる理由
それでは、なぜ一部の人たちは働きすぎてしまうのでしょうか?それは、長時間の仕事もいとわない人たちには主に4つの「動機づけ」があるからなのだそうです。
(1)そもそも仕事自体が楽しくて、うれしくて、満足感を与えてくれるから。家庭を離れられるひとときだから
(2)仕事は家庭と異なり、なにが起こるかを予測でき、秩序があり、感情的に安定でき、冷静でいられる場所だから
(3)遊びの代償としての仕事だから。つまり、とても満足できる趣味があり、そうした余暇につぎ込むお金を稼ぐためにがんばっている
(4)環境がそうだから。自分の周囲がびっくりするくらい長時間働くため、長時間労働は当たり前だと感じてしまう
4番などは、日本の社会でもよくみられそうですね。みなさんはどれかに当てはまるでしょうか?
■自分が仕事中毒か否か見極めるポイント
ここで注意しなければいけないのは、同じ長時間の労働をするにしても、「仕事が好きだから長時間やっている」というケースと、「仕事をしないと不安になるからつい」というケースは異なるということ。前者はよいとしても、後者は「仕事に中毒している状態」