週に60時間以上の労働は危険!仕事中毒「一歩手前」の見極め方
ということになりますので、あまり健全な仕事のしかたとはいえません。
長時間の労働は、心身の健康を壊したり、事故に結びついたり、決断力を鈍らせたりします。週60時間を超えると、事故率は33%アップするのです。
つまり、働きすぎは会社にとっても個人にとってもいいことはないということ。
では、自分が仕事中毒か否かを見極められるポイントはなんなのでしょうか?仕事中毒になっている場合は、次の4つが当てはまるそうです。
(1)自分の仕事に、必要以上の時間、注意、思いを注ぎ込んでしまう
(2)感情が麻痺してしまい、「承認」、「コントロール」、「権力」、「成功」への中毒状態になってしまう
(3)慢性的に仕事の調整ができない状態であり、他のなにをおいても仕事に溺れてしまう
(4)仕事の内容そのものに楽しみは見出せないのに、過度に仕事をすることで喜びを得られるため、どうしても仕事をしてしまう
さらに仕事中毒の人は、「仕事とは、Win-Winではなく勝つか負けるかである」「いい人こそ最後まで働く」「仕事で自分を証明する」などという信念を持っていることも……。
1日のうち、仕事をして過ごす時間はただでさえ長いもの。