「私はこう思う」なんて説得力なし!ビジネスに数字が必要な理由
『それちょっと、数字で説明してくれる?と言われて困らないできる人のデータ・統計術』(柏木吉基著、SBクリエイティブ)で解説されているのは、「実務に必要なデータの見方や分析の仕方、あるいは最初のプロセスで必要な考え方や視点。
つまり、あくまで数字をビジネスパーソンの視点から考えているわけです。
しかしそうなると、ビジネスとデータとの連動性を改めて確認しておきたいところではありますね。
そこで、「なぜ、ビジネスにはデータが必要なの?」という項目から答えを探し出してみたいと思います。
■なぜ会社では数字が必要とされるのか?
どんな仕事も、最終的にどこかでお金につながっています。
でも、「なぜ会社では『数字』は数字が必要なのかと問われたとしたら、はたしてどう答えればいいのでしょうか?
組織が大きくなるほど、経営層は会社全体の状況を把握しづらくなるもの。
だからこそ、そんなときにデータ(数字)が大きな役割を果たすわけです。
なぜなら数字を使えば、大量の情報(データ)も集約して把握できるから。
また表面上の結果だけでなく、比較や分析によって新たな情報も掘り起こせるというわけです。