ダイエット失敗の原因は食生活!「4群食事法」で太らない体質に
■第4群の食べすぎで肥満になりやすい
ちなみに4つの食品群のなかで、もっとも効率よくカロリーに換わるのは第4群。すなわちご飯やパン、麺類、油、お酒など。
つまり、第4群の摂りすぎが肥満に直結しているわけです。そこで、太らないための食事、ダイエットを意識した食事を考えるなら、第4群の食べすぎを見なおすことがまず大切だと著者は主張しています。
なお第1群から第3群の食品は、20代から70代まで同じ量を食べ続けても問題はないのだとか。
なぜならこれらは、おもにからだをつくる基礎として必要な栄養素だから。
ただし第4群のご飯類は、エネルギーのもとになるもの。年齢を重ねると燃費がよくなり、エネルギーをあまり使わなくなるので、調整して減らしていくことが大切なのです。
■素材の味の濃いものほど高カロリー
肉や魚を含む第2群もカロリーは高いですが、第4群とのいちばんの違いは栄養密度の濃さ。
栄養密度の高いものほどカロリーが高くなるということで、「素材の味の濃いものほど高カロリー」とおぼえておけばいいそうです。【肉類、魚介類のカロリーの高さの順番】
[肉類]:牛肉→豚肉→鶏肉
[魚介類]:赤み→白身→イカ・エビ
■第3群を食べないことは肥満の原因に
さらに忘れられがちなのが、第3群の野菜や海藻類。