くらし情報『生活保護の不正受給はバレやすい!実は8割が調査で発覚していた』

生活保護の不正受給はバレやすい!実は8割が調査で発覚していた

生活保護の不正受給はバレやすい!実は8割が調査で発覚していた


昨今のニュースでもたびたび報道されているように、現在、生活保護を受ける人が増えています。なかでも、「生活保護の不正受給問題」はなにかと話題にもなっていますね。

今回、「生活困窮者の早期発見・早期支援」と「生活保護の不正受給」を取り扱っている、さいたま市生活福祉課の「生活保護ホットライン」にお話を伺ってみました。

■生活保護の不正受給額はさいたま市だけで2億円弱

さいたま市内で生活保護を受けている人は2万166人(平成27年3月現在)。

そのうち不正受給が発覚し、生活保護法第78条により徴収が決定した件数は462件、金額では1億8,910万6千円(平成26年度)にも上るとのことでした。

件数の割合でいえばそれほど多くないのかもしれませんが、とても多い金額です。

また、不正受給で気になるのが「どのように発覚するのか」といった点ではないでしょうか。そこで、詳しい情報を教えていただきました。


■不正受給の約8割は「福祉事務所の調査」で発覚!

なんと不正受給の多くが、生活保護の相談や申請を行っている福祉事務所の調査で発覚しているとのことでした。生活保護を受ける人は年金、給与、仕送りなどの収入や資産をすべて申告する義務があります。

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