生活保護の不正受給は5年前より2倍以上も増加!衝撃の不正実態
現在、さまざまな理由で生活保護が必要な人たちは多数います。本当に必要な人たちは、遠慮せずに生活保護を使うべきです。
最低限の生活を守るための、重要なセーフティーネットなのですから。しかし問題なのは、悪質な不正受給者がいるということです。
さいたま市生活福祉課の「生活保護ホットライン」にお話を伺ってみると、さいたま市では生活保護の申請件数は減少傾向だそう。
■生活保護の申請は減少しても不正受給は増加中
平成17年は年間1,786件、リーマンショック後の平成21年には3,785件と急増しましたが、平成26年には2,828件と少なくなっています。
逆に不正受給者には増加傾向。平成18年に61件だったものが、平成21年には197件、平成26年には462件と増えているとのこと。
実は不正受給は、刑法の詐欺罪や生活保護法違反になる可能性があるのです。そこで今回は不正受給の罰則について、詳しく聞いてきました。
■悪質な不正受給は詐欺罪で逮捕される可能性が
ニュースでは、不正受給で逮捕に至ったケースが多く報道されています。実際、悪質な場合は「刑法の詐欺罪」が適用され、逮捕に至る可能性もゼロではありません。