会う目的は明確に!日本と大きく違う世界の「時間に対する意識」
『90日間で世界のどこでも働ける人になる』(白藤香著、総合法令出版)の著者は、30年におよぶグローバルビジネス実績の持ち主。
つまり本書では、40カ国・1万人以上のビジネスパーソンと働いてきたことによって身につけた、「世界基準の考え方」を明らかにしているわけです。
きょうはそのなかから、時間に関する記述を引き出してみます。
■身につけておきたい4つのスキル
著者は、グローバルビジネスに携わることを想定した場合、身につけておきたい最低限のスキルがあると主張しています。そしてそれは、おもに次の4つに集約されるのだそうです。
[1]語学力(英語)
[2]コミュニケーション
[3]キャリアアップ志向
[4]仕事の型(基本)
そして「時間」に大きく影響するのは、[2]のコミュニケーションだといいます。
■時間を有効に使うことを意識する
海外で仕事をする際にも、取引先に連絡してアポイントメントをとることがあるはず。その際は、相手に対して必ず「会う目的」を伝えることが重要なのだとか。
そればかりか、アポ当日までに、ある程度の情報をメールなどで送っておかなければならないともいいます。