人間関係は「10年後も付き合えるかどうか」で判断するといい?
『人生の授業』(木村達哉著、あさ出版)の著者は、「キムタツ」の愛称で知られる灘高教諭。
多くの参考書や英単語帳などを出版していることでも有名ですが、「僕は決して特別な能力を持った人間ではありません」と断言してもいます。
つまり本書ではそんな考え方を軸として、独自の人生論を展開しているわけです。
きょうはそのなかから、「10年後」について書かれた部分を引き出してみます。
■相手と10年後もつきあっているか考える
人とぶつかってしまうことは誰にでもありますし、それは著者も同じ。
しかし対人関係のトラブルに巻き込まれたときには、こう考えることにしているのだといいます。
「この人と10年後もつきあっているかなぁ……」
大半は10年後もつきあっているだろうと思える人たちばかりだといいますが、一方で講演やセミナーに初めて来られた方から、後日、イベントの内容についての酷評が届くこともあるのだそうです。
■傷ついたら前向きに気持ちを修復する
もちろん自分に至らない部分があったのなら、素直に改善すべき。
しかし現実的には、自分勝手で一方的な批判もすくなくないのだとか。
理不尽な批判をされたら、誰だってショックです。