五感で話すことが大事?1時間で1億売る社長が明かす営業の極意
『セールスは1分で決まる!』(宮崎美千子著、ダイヤモンド社)の著者は、営業経験ゼロで研修トレーナーになったものの、独自のセールストークで驚異的な売り上げを生み出してきた「1時間で1億売るカリスマ社長」。
関わると必ず売上が上がる「表参道のスーパーOL」として、女性誌の取材が殺到したこともあったのだそうです。
本書ではそんな実績を軸として、セールスの極意を明かしているということ。そのなかから、「五感をフルに活用する」に焦点を当ててみましょう。
■五感を使ったセールストークとは
多くのお客様への商品説明をするにあたり、著者は先輩たちとの事前の意打ち合わせの流れを無視し、自分で考えた流れ、内容で話をしたことがあったのだそうです。
しかも一方的に説明するのではなく、順番はお客様からみて「聞く」→「見る」→「さわる」→「かぐ」→「答える」だったのだとか。
いったいどういうことでしょうか?
(1)聞く
「みなさん、こんにちは。いきなりですが、質問です。
(みなさんは)夏の間エアコンをガンガンかけていた人?うっかり日焼け止めを使わず、外出しちゃった人?」
いきなりこんな感じで話し出されたら、驚かれても不思議はありません。