マーケティングの4Pは時代遅れ?最新ビジネス戦略「3C」とは
のコミュニケーション。
[3]モノ・値段(Product、Price)から【コンテンツ(Content)】へ
単に商品を並べた「売り場」を増やすだけで価値を生み出すことは不可能。お客様と一緒に「遊ぶ場(Community)」をつくることが価値を生み出すと著者はいいます。
そこに参加することによって得られる「心地よい居場所、人とのつながりや学び」が価値になるというわけ。
そして、モノを決まった価格で販売するスタイル(静的コマース)から、オークションや共同購入、クラウドファンディングなど、「参加型企画」による動きのあるスタイル(動的コマース)へと移行することが重要だと著者は説いています。
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これらの基本を踏まえた成功例も多数紹介されているため、共創の価値をしっかりと理解できるはず。
将来のビジネスを成功させるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
(文/印南敦史)
【参考】
※仲山進也(2015)『あの会社はなぜ「違い」を生み出し続けられるのか13のコラボ事例に学ぶ「共創価値」のつくり方』宣伝会議