もうコンプレックスに悩まない!劣等感を強めない2つの考え方
■劣等コンプレックスにならない考え方
[ポイント1]:追い打ちをかけるべからず
たとえば計算が苦手な子どもがいるとします。自分でも苦手意識を持っていて、それが欠点だということもわかっている。
にもかかわらず、親や教師から「どうしてこんなに簡単な計算ができないの?」といわれたら、その子はさらに劣等感を強めることになってしまいます。
なにかの癖のように、変えられるものについて注意するというのならまったく問題なし。
しかし本人は苦手だと思っていて、努力してもなかなか改善できず、コンプレックスを感じている。
そこに追い打ちをかけるのは、賢いやり方ではないということ。
[ポイント2]:長所に目を向けさせる
そして、コンプレックスを極端なものにしないためのもうひとつの方法は、「長所に目を向けさせる」ということ。
劣等感を抱いている点について指摘ばかりしていると、本人も気落ちして自信をさらになくし、劣等感がどんどん増強されていくことになって当然。
それでは本末転倒なので、そうならないように、優れた点に目を向けさせるべきだということです。
欠点は誰にでもあるもの。そして欠点を気にするのではなく、自分の長所や、人よりも優れた点に目を向ける。