くらし情報『10代の情緒不安定は経験値&年齢の上昇とともに緩和すると判明』

10代の情緒不安定は経験値&年齢の上昇とともに緩和すると判明

10代の情緒不安定は経験値&年齢の上昇とともに緩和すると判明


「ティーンエイジャー」といえば、気分の浮き沈みが激しいお年ごろ。大人になったみなさんも、自分が10代だったころを思い出して、「どうしてあんなに感受性が豊かだったんだろう?」と不思議に思うこともあるかもしれません。

オランダにある複数の研究機関が行った最新調査によると、思春期の気分のムラは「当然」のこと。経験値が上がると次第に消えていくものなので、心配する必要はまったくないそうです。

■ティーンエイジャーの浮き沈みを調査

この調査は、オランダの大学や健康機関の研究員たちが、中~高収入の家庭の13歳から18歳の子供474人を対象に行ったもの。インターネット上で日記をつけてもらい、その日の気分を「幸せ」、「怒り」、「悲しみ」、「心配」の面で点数をつけるよう依頼したのです。

作業を行うのは1学年のうち3週間で、これを5年間にわたって追跡調査。つまり、合計で15週間分の「気分日記」ができることになります。
研究者たちはここから毎日の浮き沈みを計算し、5年間での変化を分析しました。

■情緒は歳をとれば安定していくと判明

分析の結果、同じ思春期でも、年齢を重ねていくにつれ幸せ、怒り、悲しみ、心配の感情が徐々に安定していくことがわかりました。

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