くらし情報『今年「3価から4価」に変わるインフルエンザ予防接種の基礎知識』

今年「3価から4価」に変わるインフルエンザ予防接種の基礎知識

ワクチンの効果が現われるのはおよそ2週間後からで、その後、約5カ月間持続するといわれています。流行してから慌てて予防接種を受けるのではなく、早めの接種が勧められるのはそういう理由なんですね。

■予防接種の料金は病院が独自に設定している

インフルエンザの予防接種は、病院によって値段が違っています。今年は特に、「3価」から「4価」になったことで値上げをしている病院がほとんどのようです。

ただし料金が違っても、使われているワクチンはほとんど同じもの。料金の違いは、仕入れるメーカーや人件費などが病院によって事情が様々に違うことから生じているようですが、効果はほぼ同じだということです。

接種を受けた人でも、受けたことで安心しきって不健康な生活をしていては意味がありません。「手洗いや咳エチケットなどを普段から行っていただくようお勧めします」と、北原先生。
なお、現在妊娠中または妊娠している可能性がある方は、予防接種を希望される場合にはまず産婦人科医師に相談してくださいね。

(文/宮本ゆみ子)

【監修/取材協力】

※北原亮・・・医学博士。『北原内科医院』院長(静岡県浜松市西区西山町)。

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