くらし情報『食後3分以内の歯磨きは無意味?間違いだらけの日本の歯磨き事情』

食後3分以内の歯磨きは無意味?間違いだらけの日本の歯磨き事情

食後3分以内の歯磨きは無意味?間違いだらけの日本の歯磨き事情


「汚い」「バイキンがいっぱい」など、唾液にはあまりいいイメージがないかもしれません。

しかし、唾液には非常に重要な役割があると力説するのは、『長生きする人は唾液が多い』(本田俊一、フォレスト出版)の著者。大阪で歯科医院を開業している現役の歯科医師だそうです。

具体的にどのような役割があるのかといえば、まず唾液がたくさん出る人は虫歯もできない。そればかりかガンやインフルエンザを予防でき、病気知らずで長生きできるというのですから驚きです。

つまり本書では、正しい唾液との秘密を明らかにしているわけです。

■食後3分以内に歯磨きしても無意味?

ところでそんな本書のなかで、著者は「333運動」について意外な事実を明らかにしています。ご存知の方も多いと思いますが、これは「食後3分以内に、1日に3回、3分間歯を磨こう」というもの。


しかし食後に歯を磨く習慣があるのは、世界のなかでも日本をはじめとする少数の国だけなのだそうです。

そしてその結果、人によってはドライマウスが進行したり、虫歯になりやすくなったり、食後しばらくしてから口臭がひどくなるケースが多発したのだとか。

■飲食後の口腔ケアは歯磨きではない

しかも海外の多くの国では起床直後に歯を磨くのに、日本人の多くは朝食後に磨くもの。

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