世界は数字が全てではない!数値化に隠された「恐ろしいリスク」
自分になにが起きているのか、視覚化されたグラフで見ることができるとも述べています。
しかしこれは、自分の感情に対して感情のない判断を下すことに繋がるのではないでしょうか。ちなみにこちらのアプリケーションはおよそ30,000回ダウンロードされており、ユーザーの大半が35歳以下の若い男性だそうです。
■数字は人に誤った判断をさせない?
オーストラリアで最大の投資ファンドの1つである、プラチナアセットマネジメント社の取締役社長であるカー・ニルソン氏は、毎日莫大な数字を最大限に活用して判断を行っています。
ニルソン氏は、数字は意思決定に明快な判断理由をもたらし、感情よりも大事な判断材料になると述べています。
しかし、タスマニア州のモナギャラリーの創設者であり、熱狂的なギャンブラーとしても知られているデビッド・ウォルシュ氏は自身のブログで、「シリアからの難民問題について人々の心を動かしたのは、難民70人がトラックで窒息したというニュースよりもクルド人の小さな男の子が波打ち際でうつ伏せに亡くなっている1枚の写真だった」と語っています。
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技術の進歩により、現代社会ではさまざまなものを測れるようになっています。