同じことを3年やってちゃダメ!一般常識を覆すリクルートの口癖
『「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ』(リクルート卒業生有志著、KADOKAWA)は、リクルート出身者たちが、同社で飛び交っていた独特の口ぐせを紹介したユニークな書籍です。
リクルートという企業の特色として思い出浮かぶのは、多くの “卒業生”がさまざまな業界で活躍しているということ。
だからこそ、「人材輩出企業」などと言われたりもしているわけです。つまりここで紹介されている「口ぐせ」を応用することができれば、それがステップアップの足がかりになる可能性があるわけです。
そこで本書のなかから、「数字にまつわる口ぐせ」をご紹介してみることにしましょう。
■1:「この3カ月で、どれだけ成長したの?」
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
これはリクルート創業者の江副浩正氏が社長だったころの社訓であると同時に、リクルートのスピリットを凝縮したものだそうです。
端的にいえば、「自主的に動いて成長を目指せ」ということになるかもしれません。
事実、ここで紹介されているスタッフも新人時代、複数の人から次のように言われ続けたのだといいます。
「この3カ月で、なんの機会をつくった?どれだけ成長した?」