人の心が変わる?細長い便箋「一筆箋」にひと言添えることの効果
結婚式や発表会などイベントの案内状、転居・転職などの案内状をいただくことは少なくないと思います。
そんなとき、印刷された文言だけだと儀礼的に感じるものの、そこにひと言、手書きで添えられていたとしたら、ちょっと温かな気持ちになるのではないでしょうか。
それが自分のことを思ってのひと言であればなおさら、「この人はきちんと見てくれている」と親近感が芽生えてくるものです。
■どんなひと言を添えてもOK
しかし、これについても難しく考える必要はまったくなく、書き添えるのはどんなひと言でもOK。
ただし当然ですが、相手が喜んでくれそうなものにすることは必須です。
たとえば、「お元気ですか?」「お会いしたいですね」「お元気でご活躍のことと存じます」などの決まり文句は、便利ではあるものの「ビジネスライクだな」「どうせ社交辞令でしょ」ととられてしまいがち。
また、「ぜひ顔を見せてください」「いらっしゃるのを期待しております」といった「年を押すようなひと言」は、「大変そうだな」と余計な心配をかけてしまう可能性があるといいます。
■相手の顔を思い浮かべよう
ちなみに著者は、印刷した手紙を送るときには必ず、相手の顔を思い浮かべ、より念入りに相手にふさわしい言葉を考え、添えるようにしているのだといいます。