衝撃の事実が判明!日本人の9割が「身体に合わない枕」を使用中
と、三橋さん。
それでは、自分に合った枕はどのように選べばいいのでしょうか?まずは普段自分が使っている枕に寝てみましょう。
「枕を使って仰向けで寝たとき、首にシワができるようだったら、その枕は高すぎる証拠です。気道が圧迫されて、呼吸が浅くなります」と三橋さん。それだけではなく、毎晩首にシワが刻まれていくので、美容的にもよくないのだとか。
「本当に身体に合っている枕は、仰向けで寝たとき、楽に呼吸ができます。首がすっと伸びて、首の後ろに隙間ができないことが選ぶ際のポイントです」
逆に枕を使わずに寝ると、頭が心臓よりも下がってしまい血流が悪くなるのでNG。「いまはお店にも寝具の相談にのってくれる專門のスタッフがいますので、ぜひ聞いてみてください。
できれば、枕とマットレスを両方同時に相談できるお店がいいですね」
■快眠セラピスト推奨の布団の硬さや毛布の位置
他にも、よくある寝具の勘違いについて聞きました。
「硬いマットレスの方が腰にいいと思っている方が多いのですが、腰の後ろに隙間ができるほど硬いマットレスは、腰が緊張した状態のまま一夜を過ごすことになります」と三橋さん。つま先がガニ股になって開き、腰が浮いていたら、そのマットレスは硬すぎるという目安になるそう。