2月に日本で大雪が降ると「すき焼き」を食べる人が急増する理由
■実はすき焼きは日常的に作られている
すき焼きは一般的に、お祝いごとなどの「ハレの日」に食べるもの。そして、すき焼きといえば牛肉を思い浮かべる人は多いはずです。
事実、すき焼きの検索ピークは年末年始なのだそうで、そんなところからもすき焼きがハレの日のメニューであることがわかります。
ところがデータを分析していくと、年末(12月末の週)以外でも、すき焼きの検索頻度は常に一定なのだとか。
つまり、すき焼きは日常的につくられているということがわかるわけです。
しかも「すき焼き=牛肉」というイメージに反し、組み合わせ語を見てみると、「豚(肉)」と合わせて検索される頻度が牛肉との組み合わせよりも多いのだといいます。
また、「フライパン」との組み合わせも多いのだとか。
つまりはこういったことから、すき焼きは日常的なメニューとして食べられており、さらに「豚肉を使い、フライパンで簡単につくれるすき焼き」であることが推測できるわけです。
ちなみに12月最終週は、「すき焼き×豚肉」「すき焼き×フライパン」のマッチ度は低下する傾向にあるのだとか。
一般的なイメージと現実との間には、大きな差があるということです。