「ありがとう」のためにナンバーワンを目指すことが重要な理由
になるというわけです。
ナンバーワンになる努力をすることで、「あなただから頼みたい」「あなただからできる」と思われる可能性が生まれる。
つまり、「ありがとう」といってもらえる環境を自分から積極的につくることができる、最良の目標設定だということです。
次にすべきは、自分にとっての「ナンバーワンの目標」を立てること。職場などで自分がナンバーワンになりたいこと、なれそうなことを見つけ、それを実現していく。
難しいことのようにも思えますが、ナンバーワンになり努力をし、誰にも負けない部分を磨いていくことによって、やがて「本当のオンリーワン」になれるといいます。
ひとついえるのは、ナンバーワンといっても、ものすごく小さくて狭い世界だということ。
でも、それでいいのだと著者は主張します。
逆にいえば、小さな世界だからこそ、一番になれる。それが大切だということ。
■「できないかも」と消極的にならない
しかしナンバーワンを目指す過程においては、目の前に大きな壁が立ちはだかるもの。
その壁を越えるか壊すかしないと先には進めないので、「無理だ」と消極的になりがちです。
でも、ここで忘れるべきでないのは、その壁が「越えられるから」