くらし情報『「第3の場所」提供で差別化!高くても売れるスターバックス戦略』

「第3の場所」提供で差別化!高くても売れるスターバックス戦略

「スタバに行けば、自分好みのコーヒーを知ることができる」などの意見が広がったから。これは、スタバの根本的なスタンスでもあります。

■スタバはブランド化のために高価格戦略を

有名な話ですが、つまりスタバでは、「スターバックス」のブランド化のために高価格戦略をとっているのです。価格を高く設定することで、スタバに行く顧客にはステータスが生まれ、他の人との差別化につながるという効果があるわけです。

そんな高価格戦略は中国においても、高付加価値戦略のひとつの方法として受け入れられたということ。

価格ではなく、おしゃれ感の演出(店内の雰囲気からリッチまで)の結果、「自分がステータスのある場にいる」という高揚感が生まれるわけです。すると結果的に、高付加価値戦略が実現できるという流れ。

では、ブランドづくりにはどんなことが必要なのでしょうか?

(1)ミッションを徹底する

スタバには、「人々の心を豊かで活力のあるものにするためにーーひとりのお客様、1杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」というミッションがあるそうです。
これらを徹底することが、社員には求められているということ。

a. 1杯のコーヒーを心を込めてつくり、いつもおいしいコーヒーを出すこと。

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