貯金がないと老後はどうなる?お一人様の60歳からの過ごし方
■高齢者でも働ける職種は意外とある
定年後のアルバイト探しは、職種を選べば難しいものではないかもしれません。
実際に、高年齢向けのアルバイトも多くあります。たとえば、交通誘導員や警備員、清掃員、工場や営業所などでの荷物や商品の仕分け作業のお手伝いなどです。
女性の場合はお惣菜の調理や清掃、保育所やベビーシッターといった職種で高齢者が活躍しています。面接のときには、何歳まで働けるかを確認することを忘れずに!
■知恵で生活を上手に切り詰めていく
60歳以降も働いているからといって、生活に余裕があるとは限りません。場合によっては、引っ越しを検討することになるかもしれません。
「公営住宅なら家賃も安くすみます。家賃は入居者の所得で決まるため、収入が少ないほど安い家賃で借りることができます」と城山さん。
ただし公営住宅に単身入居するには条件もあるため、まずは市や区の役所に確認するべきだといいます。
他にも経済的負担を減らすため、食費や光熱費、交通費等も節約することになるでしょう。働くことと同時に、生活を上手に切り詰めて暮らしていくことが大切なのです。
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ゆとりある老後は、誰もが願うこと。