翻訳ツールの誤訳原因が判明!実は「3つ以上の項目」がNG?
ちょっとした英文を翻訳したいとき、インターネット上の翻訳ツールを利用する方も多いのではないでしょうか。
ところが問題は、「翻訳がひどすぎて使いものにならない」ということ。でも『英文“秒速”ライティング Yahoo!翻訳でミスのない文章を書くルール』(平田周著、日本実業出版社)の著者は、「あるひとつの工夫」をすれば問題は解決できると主張しています。
■英語と文章構造がよく似ている「中間日本語」とは?
大切なのは、英語にしたい日本語を「中間日本語」になおしておくこと。聞きなれない言葉ですが、中間日本語とは「英語的な構造をした日本語」。
日本語と英語の文章構造が違いすぎるからコンピュータが誤訳してしまうわけで、だったら直訳してもきちんとした英語になるように、日本語の方を変えてしまおうという発想です。
たとえば「彼は北京駐在になった」という日本語をコンピュータに訳させた場合、表示されるのはAs for him, Beijing become to it.という意味不明の英語。
しかし日本語を「彼は北京勤務の任命を受けた」にするだけで、He received appointment of the Beijing duty.と正しく訳してくれるのです。