商品を売るときはどうすればいい?知っておきたい3C分析の基本
難しい表現ですが、つまりマーケティングとはプロセスであるということ。
そして経営戦略で有名なピーター・ドラッカーは次のような言葉を残しているそうです。
「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることだ」
商品があったとき、それを押し売りする必要がなく、買い手が「これほしいな」と思ったときにふっと買えること。
ちなみに著者が教えているグロービスでは、マーケティングをこのように定義しているのだとか。
「買ってもらえる仕組みをつくること」
これは非常にわかりやすいですね。つまり、売れる仕組みに関わることであれば、すべてがマーケティングだというわけです。
■マーケティングの「3C分析」とは?
さて、マーケティングプランの構成要素のひとつとして、著者は「3C分析」というフレームワークを紹介しています。
3Cとは、自社(Company)、顧客または市場(Customer)、競合(Competitor)を指すもの。
ある商品を売り出そうという場合、数環境を分析し、市場機会を特定することになります。
たとえば、「自社は老舗企業で、せんべいしかつくったことがない。