現代社会で「ヒマラヤ5000年の知恵」を活かして楽になる方法
『ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉』(相川圭子著、河出書房新社)の売上が好調で、Amazon総合ランキングでは上位をキープし続けています。
ヒマラヤ5,000年の知恵を凝縮したこのちいさな本が、これだけ求められる現代とはどんな時代なのか?また、いまの世の中で幸せに生きるにはどうしたらいいのか?
著者であるヨガマタ相川圭子さんに直接お会いして、詳しい話をお聞きしてきました。
■内側と外側のバランスを上手にとることが大切
相川さんは著書のなかで、「本当の自分になることが真の幸福を得ることになる」と繰り返し説いています。
しかし、本当の自分や真の幸福といったことは、経済的成長や、個人の成功といった現代の価値観とは相反するように感じます。
現代社会に生きながら、どうやったらその方向に近づいていけるのかをお聞きしたところ、相川さんはまずこうおっしゃいました。
「心はすばらしいのですけどね」
本書のなかに、「幸福は心が喜ぶことではない」、というくだりがあります。そして、心は「人間だけに与えられたもので、いろいろ便利なものをクリエイティブにつくり出してきた」と相川さんはいいます。
心が悪いのではなく、私たちが心とどうつきあうのかが大事なのですね。