現代社会で「ヒマラヤ5000年の知恵」を活かして楽になる方法
「ヒマラヤの教えっていうのはヨガを取り入れているんですけど、ヨガはもともと『調和』っていう意味なんです。単なる健康法ではなく、本質に出会っていく、そういう教えなんです。
本質のクオリティーというのは神聖なんです。愛がいっぱいあるし、生命力がいっぱいある。そこにつながることで、いくらでも汲み出すことができるんだけど、現代人はそこにつながらないでただ頑張ってやっているから、エネルギーが放電しちゃうんですね」
そして本書のなかには、いくつか聞きなれない言葉も出てきます。そのひとつが「ディクシャ」。これは、ヒマラヤの秘法を伝授する儀式の名前だそうです。
どんなものなのか興味があっても、儀式やカルマという言葉に、若干抵抗を感じる人もいるかもしれません。
そう思って聞いてみたところ、相川さんは破顔一笑、「カルマはストレス、儀式はセミナーですね」
なるほど、一気に現代風になりました。「幸せのなり方を習うセミナーっていうのかしら」
■普段の生活でも簡単にできる「ヒマラヤの知恵」
そうはいっても、誰でもすぐに瞑想の機会を持てるとは限りません。普段の生活のなかでできることはないか、お聞きしてみました。