9割できたらそれでOK!誰でもできる「なりたい人になるコツ」
『「なりたい人」になるための41のやり方』(窪田良著、サンマーク出版)の著者は、さまざまな方面において能力を発揮し、多くの実績を打ち立ててきた人物です。
まずは研究者として、緑内障の原因遺伝子である「ミオシリン」を発見し、「須田賞」を受賞。眼科専門医としても緑内障や白内障などの多くの執刀経験を持ち、2000年の渡米後はワシントン大学に助教授として勤務。そののち米国で創薬会社をつくり、それを日本で上場させたというのです。
いかにも“夢をつかんだ人”のように見えますが、本人はまだ「なりたい人」に完全になれたわけではないと考えているのだというのですから驚きです。
しかし、いずれにしても「こんなことをやってみたい」と思ったことはほぼ全部やってこられたそうで、そこには大きな鍵があるといいます。
それは、「なりたい人になるためのやり方」のようなものを実践してきたからだということ。
でも特別なことではなく、「誰もが再現可能なやり方」でもあるといいます。
また、それに加えて著者は気になる発言をしてもいます。
■全体の9割できたらそれで満足する
物事を深く掘っていくとき、「どこまで掘ればいいのか」