コミュ障でクビ寸前だった営業マンが4年連続トップになれた方法
同じようにプライベートを犠牲にし、ひきつった笑顔で「私は仕事が趣味ですから」などというようなタイプです。
でも著者の経験上、そういう人は決まって短命だったそうです。身体を壊す、精神的にやられる、離婚する、子どもが問題行動に走るなど、さまざまなことに足を引っ張られるということ。
そして気づけば営業成績もどんどん落ちていき、やがて寂しく辞めていくことに。
いくら一時的に結果を出せたとしても、最終的にそうなってしまったのではまったく幸せとはいえないはずです。
■打ち込めるものがある人は魅力的!
一方、長く活躍して結果を出し続けられる人もいるものだといいます。
なにが違うのだろうと思って著者が観察したところ、そういう人はプライベートを犠牲にしていないのだそうです。やることさえやれば、ダラダラせずにパッと切り上げるということ。
そしてそういう人は仕事以外にも、打ち込めるものや、まわりの人に語れるものを必ずといっていいくらい持っているのだといいます。
自転車レースをやっていたり、バンドで活躍していたり、いろいろですが、そういう人の話はおもしろいものだと著者はいいます。
なぜなら仕事とは違う世界のことを知っていて、自分にはないものの見方や考え方を持っているから。