コミュ障でクビ寸前だった営業マンが4年連続トップになれた方法
■時間を大切にすれば成果につながる
だからそういうタイプの人の場合、お客様と話をしていても(自分からぐいぐい攻めなくても)、お客様の方から「もっと聞きたい」「この人、いろいろ知ってそうだな」と距離を縮めてもらえるのだといいます。
つまり、お客様と話をするとき、本で読んだ知識よりも、実体験に基づいた話の方が何倍も興味を持ってもらえるということ。
それだけではありません。仕事ばかりしている方がお客様が離れていって、プライベートの時間も大切にする方が、お客様がついてくるのだと著者はいうのです。
無理のないスタンスでいれば、必然的に、それが仕事の成果につながっていくというわけです。
「仕事が忙しくて趣味どころではない」
「趣味なんて特にない」
そういうのは簡単ですが、なにか小さなことでも仕事以外のことをはじめてみれば、必ず仕事でもいいことが起こるものだと著者は記しています。*
実体験がベースになっていて、しかもソフトな語り口で書かれているので、無理なく読み進めることができるはず。
「突き抜けたい」営業マンは必読です。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※菊原智明(2015)