くらし情報『4500年前は麦や米などの穀物がお金?歴史に学ぶ「お金の話」』

4500年前は麦や米などの穀物がお金?歴史に学ぶ「お金の話」

だとしたら、その限られた人生で、自分の時間を増やしたいという要求が起こるのは当然のこと。

その根源的な要求が富への要求、すなわちお金への要求だということです。

■有名な『モナ=リザ』もAKBも同じ

なお。価値を決める方法は2つあるそうです。

・みんながほしいと思うか?

・「これはみんながほしいものだ」と、誰が決めるか?

この2つ。そして、「一番人気の人がセンターに立つ」という意味で、前者はAKBの選挙と同じだと著者はいいます。

これは、多くの人がレオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ=リザ』を見るためにパリを訪れることと基本的には同じ意味。

ちなみに『モナ=リザ』は世界一高価な絵画だとされていますが、これは権威者がいちばん高いと決めたからではなく、『モナ=リザ』がルーヴル美術館にあるだけで、パリおよびフランスにどれだけの経済効果を発生させているかという経済規模で算定されるから。
そしてもうひとつの方法は、権威者が「これは価値がある」ということによって価値が生まれるケースです。

そして、そのいちばんの代表が貨幣。「この紙切れには1万円分の価値がある」と決めようと、権威者が決めるということ。

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