3人に1人の子どもは胎内記憶がある?生まれ変わりを科学が解明
赤ちゃんの意思に任せるようになってからというもの、その割合が減り、安産が増えていた」というのです。さらには、「おかあさんにも赤ちゃんとコミュニケーションを取ることを勧めると、マタニティーブルーになる人も減って」いったのだそうです。
このことに、池川さんは、救急隊員の人に指摘されて気づいたといいます。
また、こんなエピソードも紹介されています。
子どものやることに腹が立って、子育てを負担に感じていたおかあさんが、子どもに「ねえ、どうして生まれてきたの」と聞いてみたところ、「おかあさんをしあわせにするため」というのが子どもの答えだったというのです。それからは、子どもの言動を一歩引いて客観的に見られるようになり、子育てに余裕が生まれたそうです。池川さんは、「そのメカニズムは、いまの段階では科学的には説明できないかもしれませんが、生まれる前に豊かな世界が広がっているんだと感じられると、出産も子育ても楽になるようです」と語っています。
なによりも、池川さんの胎内記憶についての考えは、全国のおかあさんたちから絶大な支持を受けているとのくだりを読み、出産や子育てが単なる作業ではなく、心を必要とする営みなのだとあらためて気づかされました。