老後も不安な状況で生き残るには「もうひとつ給料袋を持つ」こと
その場合、仮に1号機が転んでしまったとしても、まだ2号機と3号機が残ることになります。しかもそこに、時間の制約や自分自身の労働力は関係ありません。
投資をはじめる際の入り口では、「おいしそうな話」がたくさん目につくと著者はいいます。でも、そんなとき簡単に「それはすごい」と投資を決めてしまうのは危険なこと。
おいしい話の「“おいしさ”の根拠は、どこから来ているものなのか?」「裏づけはあるのか?」ということは、投資活動の一環としてしっかり調べておく必要があるということです。
さらに、少額を投資してみて、実際に“おいしい”リターンがあるのかをテストしてみることも大切だといいます。
そして情報の精査、すなわち「その話は、本当においしいのか否か」を見極める際の重要なファクターは、「人」なのだとか。信用できる人の話であれば、耳を傾ける価値があるということ。
そして次に見るべき点は、そのおいしい話のリターンを生み出す「仕組み」。
その話が、どのようなビジネスモデルのもとに成り立っているのかを確認するということです。
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ふたりの著者は、サラリーマン出身。独立後は投資家・ビジネスオーナー・著者・講演業によって、サラリーマン時代の何倍もの収入を得ているというだけあり、説得力があります。