その案は3秒で説明できる?ひっくり返した企画を納得させる方法
周囲に納得してもらえるような企画を生み出すのは、決して楽なことではないでしょう。
しかし、『企画はひっくり返すだけ! 「離婚式」「涙活」を成功させたぼくのアイデア術』(寺井広樹著、CCCメディアハウス)の著者によれば、企画を出す際には重要なポイントがあるのだとか。
タイトルからも想像できると思いますが、それは既存の価値観を「ひっくり返す」こと。
もし自分のなかにオリジナルの発想がなかったとしても、決して悲観する必要はなし。
既存の考え方を「ひっくり返す」テクニックさえ身につけることができれば、おもしろいアイデア、珍しいアイデアを簡単に生み出すことができるというわけです。
そして、その考え方には裏づけがあります。なにしろ著者自身が、そうすることで成功を収めているのです。
ちなみに著者は「涙活プロデューサー」「離婚式プランナー」「試し書きコレクター」と、珍しい肩書きの持ち主でもあります。
いったいどういうことなのでしょうか?まずはひとつひとつを確認してみましょう。
■涙活も笑顔葬もひっくり返したもの
まず「涙活」は、泣ける動画や映画、音楽、絵本などによって積極的・能動的に涙を流す活動。