3つの壁を外すだけ!忙しくても着眼(ひらめき)を得られる練習
という、非情な現実を認識すべきだという意味だというのです。
そして、こうもいいます。
「ひらめきとは着眼です。突き抜ける着眼がひらめきです」と。
■「着眼を得る」ためには
たとえ毎日が忙しくとも、着眼を得るため意識的に取り組んでほしいことがあると著者はいいます。
着眼を阻む、次の3つのブロックを外す練習がそれで、忙しいなかでもできるものなのだそうです。
[1]ルール・ブロック(会社のなかの内部統制やコンプライアンスなどがうるさい)
[2]ソーシャル・ブロック(他人の目がうるさい)
[3]セルフ・ブロック(自分のなかにいるもうひとりの自分がうるさい)
これら3つのブロックは、多くの現代人を無意識のうちに苦しめるもの。そして、自分をいつの間にか制御し、制約している圧力、あるいは立ちはだかる壁を意味するのだとか。
■外すべき3つのブロック
[1]ルール・ブロック
ルールによるブロックが生じる背景は明確で、子どものころからの家や学校でのしつけの帰結だということ。いわば、やむを得ないものですが、あえてたまにはルールを忘れ、自分の頭で考えようと著者は勧めています。
ルールがもたらす問題は、ルールに従っていれば「いい子」