3つの壁を外すだけ!忙しくても着眼(ひらめき)を得られる練習
だと評価してもらえるということ。
そして「ルールこそが正しい」と信じてしまう結果、言動の一元性や一面性の固定化、思い込み、思考の硬直が起こるというわけです。
しかし、常識的な世の中のルールを学校で教わり、社会人になってからは会社のルールをただ信じるだけでは、新しい発想も着眼も生まれなくて当然。
だからこそルール・ブロックを外すことが大切で、そのためにはまず、自分が無意識に遵守しているルールで、社会的に問題のないものを列挙し、自分の五感と地頭を駆使して状況対応をしてみるといいそうです。
[2]ソーシャル・ブロック
これは、他人の目を機にするという制約。まわりの人間の(ソーシャルな)意見や感情に自分の言動が左右されていくという、アイデンティティ喪失のブロック(プレッシャーともいえるもの)。
ソーシャル・ブロックが働いてしまうと、自分の判断や意見を曲げてまで、他人たちがつくる空気を読んでしまうもの。
本来は主体的に自分の発想や考え、意志に従って意見表明し、行動すべきところでも、自分を押し殺してしまうわけです。
しかし、空気を読む暇とエネルギーがあるのなら、まず主体性を持って考え行動することにエネルギーを注いだほうがいいと著者。