これで職場の評価もアップ!自分の影響力を高める3つのポイント
が明確になっていないということ。
しかしその一方、日本を代表する大企業であっても、社員数名のベンチャー企業であっても、その他のいかなる業界や職種であっても、「成長している元気のいい企業」の人事制度の根幹は、ほとんど同じ形をしているといいます。
いわば、キャリアや職位に応じて会社が求めていることは、どんな企業であってもほぼ一緒だということ。明確に可視化されていないだけで、どの企業にも通用する「評価基準」が、実は存在しているということです。
つまり本書では、そういった普遍的な「評価基準」を具体的に示し、解説しているわけです。
そして注目すべきは、著者がどんな企業にも通用する評価の指標として「影響力」に焦点を当てていること。そして具体的に、影響力を高める3つのポイントも紹介しています。
■影響力を高める3つのポイント
(1)社内外の人的ネットワークの構築
上を動かす影響力とともに、キャリアを重ねるごとに重要度を増していくのは、社内外の多くの人々を巻き込んでいく力。
たとえば正攻法でいっても、その案件を直属の上司が通してくれないというようなことはよくある話です。しかしそんなとき、他部署のマネージャーや、自社に強い影響力を持つクライアントなどに根回しし、社内外からの意見として伝えたなら、あっさり通るかもしれません。