1000万人を瞬時に惹きつける「テレビの手法」を応用した技術
という「期待感」も視聴者にインプットするわけです。別な表現を用いるとすれば、そうやって視聴者を囲い込んでいくということでもあると著者。
■プレゼンにも必要不可欠
そして同じように、プレゼンで最初から相手の心をつかむためにも、この手法を応用することが可能だといいます。
やはり最初から押さえておくべきポイントは、「お得感」「意外感」「期待感」の3点の「つかみ」。
逆にいえば、これらが存在しないプレゼンには、だれも興味を示してくれないということ。だからこそ、もしもない場合はあとづけでもかまわないので、考えて加えることが大切だというのです。
そしてこの3点の「つかみ」に対し、それぞれ次のような「あおりキーワード」を組み合わせます。
(1)「お得感」のあおりキーワード:激安、無料、行列、完売、殺到、穴場
(2)「意外感」のあおりキーワード:秘密、秘話、マル秘、珍◯◯、涙、潜入
(3)「期待感」のあおりキーワード:話題、仰天、驚きの、豪華、絶品、逸品
つまり、これらを組み合わせて、表したスライドのタイトルで目立つように見せることが大切。
なお、これらをレイアウトやフキダシを利用してキャッチコピーやサブタイトルのように使ってみたり、本編の見出しや図解の表題などに使ってみたりしてもいいといいます。