「15%引き」「40%OFF」の商品が消費者に選ばれない理由
■苦手な人のインサイトを考えることが大事
たかが「%」の計算。小学生の算数です。数字に強い人ほど、「そんなところまで考慮してコミュニケ−ションを考えなければならないのか」と思うかもしれません。
しかし実際は、「%」の計算ができない、またはピンとこない人はたくさん存在します(私はそういう学生やビジネスパーソンを教育していますので、事実だといい切れます)。
数字に強いひとほど、数字が苦手な人のインサイトを想像して数字を使いましょう。
このファッションブランドでも議論があったのだろうなと想像しますが、そういう意味ではこの訴求は「正解」だと思います。
みなさんは勝負どころで、そこまで考えて数字を使っていますか?
(文/深沢真太郎)
【参考】
※ビジネス数学の専門家深沢真太郎〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube
※ビジネス数学ブログ
※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
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