平均年収181万円!将来が不安なシングルマザーの「貧困」実態
自分のサイズに合う洋服や満足な食事はもちろん、住むところも相当限定されてしまうでしょう。
ただ、こういったデータだけでは、身近にシングルマザーがいない人には実感がわきにくいかもしれません。そんな人のために、筆者の周囲のシングルマザーに聞いた、生活費や支援、助成金実態をお伝えします。
■多くのシングルマザーは将来が不安で肩身も狭い
(1)生活費は足りている?
「自分の仕事を増やし、足りるように生活している」
「婚姻時の生活レベルではない。今後の進学等を考えると不安」
「いまの給料を維持できれば足りるが、公的支援のなかには年々減額されるものもあり、収入を増やす努力が必要」
「元夫の養育費不払いのため、生活費や保険料、子どもの被服費などでギリギリ」
生活費が足りていない、もしくはギリギリ足りているという回答が多く寄せられました。いまは足りていても、お子さんが大きくなるにつれ、将来は不安という人は多いようです。(2)なんらかの支援や助成金を受けている?
「児童手当1万5千円、母子手当4万円。これを4ヶ月まとめて受給」
「ひとり親家庭手当などの各種手当、家賃・水道代・学童費などの各種減免、保育料・病児保育料免除、母子家庭等医療費助成」