自分の意識を100%操って「成功する人」のお金に関する考え方
そう考えると「お金がありすぎる苦労」より、「お金がない苦労」のほうがはるかに問題だというのです。
「貧しくても心が豊かならば」というけれど、やはりお金はあるに越したことはないということ。
ユダヤ人の格言のなかに、次のような一節があるそうです。
「貧乏は恥ではない。でも、名誉だと思うな」
いうまでもなく、「貧乏を清いと思い、名誉だと思うことは危険だ」という意味。
世の中の万物はエネルギーであり、お金自体もまた、本質はエネルギー。いいとか悪いとかの問題ではないわけです。
あくまでも使う人の品性次第で、よいエネルギーにも悪いエネルギーにもなるということ。
だから、「貧乏」=「清い」、「お金持ち」=「悪」ではないという考え方。
ユダヤ人はこうした格言を通じて「お金の本質をよく理解しているからこそ、ためらうことなくお金に執着し、お金儲けをするのだろうと著者は分析しています。
■お金に対する偏見を取り除こう
そこで、もしも「お金に不自由したくない」「お金持ちになりたい」と思うのであれば、まずはお金に対する偏見を取り除くことからはじめなければいけないともいいます。
では、潜在意識を使いこなす人とムダにする人とでは、お金に関する考え方にどれほどの違いがあるのでしょうか?
著者によれば、潜在意識を使いこなす人は、「お金の本質」